国際文化学部国際協力学科卒。自動車の部品メーカーを経てアメリカへ留学し、帰国後に入社。
機器についての知識が豊富で顧客のニーズを的確に吸い上げている。2016年より課長としても活躍中。
以前は車の部品メーカーで営業をしていました。しかし、縮小していく国内のビジネス環境に不安を感じ、グローバルに通用するスキルを身に付けようと一念発起、会社を辞めてアメリカへ留学しました。帰国後、再就職先を探す中で出会ったのがTOHTO。海外との取引があり、前職とも近しい製品を扱っていたことが入社の決め手となりました。 入社後は先輩に同行しながらさまざまなエリアを周り、2年目からは主に埼玉と長野を担当。現在は10社ほどの顧客を持ちながら、課長として他の営業メンバーのサポートも行っています。営業メンバーは若いながらも責任感の強いしっかり者ばかりなので、私のほうが学ばせてもらうことも多々ありますね。
私の顧客は油圧ショベルを製造している建機メーカーや、芋掘り機・代かき機を製造している農機メーカーなど。基本的にはこれらの顧客に対し、ルート営業で製品を提案しています。また、最近は展示会で音の静かなポンプを見つけたことから、静音性が求められる射出成形機のメーカーに提案し、新たな取引をスタートさせたりもしています。 仕事で心がけているのは顧客のニーズに対して適切な製品を提供することです。例えば同じ油圧ショベルでも砂漠で使われるものとシベリアで使われるものとでは、温度条件への耐性を考慮して油圧機器を使い分けなければなりません。そのようなところまでしっかりと理解し、最適な製品を届けられるよう努めています。
油圧ショベルなどの建機は海外の国家級プロジェクトで利用されたりもするため、間接的に大きな事業に貢献できる点は油圧機器を扱う仕事の醍醐味と言えます。実際、私たちの取り扱い製品が組み込まれた機械で、トンネルの掘削やリニアモーターカーの整備などが行われています。 また、油圧機器を扱っている会社の中でも、当社のようにポンプもバルブもアクチュエーターも……といった感じで、油圧システムに必要な機器をすべて取り扱っているところは稀です。自社で油圧システムを組み立てて販売できるため、技術的なノウハウや知見の高さが強みでもあります。今後はこうした強みをさらに活かし、新たな顧客の開拓にも力を入れていきたいですね。